【執筆者:プロボラ 織本慶朗】
2月2日、広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会シンポジウムにて、駒崎代表がフローレンスのビジョンや仕組みをお話した後に、ボランティアとしての関わりについてお話しさせていただきました。
フローレンスには、プロフェッショナル・ボランティアという制度があります。
通称「プロボラ」、既に社会の第一線で活躍している方が、その経験とスキルをフローレンスの組織運営のために無償で提供するというものです。
どのような方々がいるかというと・・・
当日、ご一緒した原さんは弁護士さん、企業の人事担当の方、IT技術者の方、金融のプロなどなど、沢山のプロフェッショナルな方々が関わっておられます。
なぜ皆さんはボランティアとして参加されているのでしょうか?
私的な感想ですが、ソーシャル・ベンチャーがビジョナリーなコミュニティーだからだと思います。考え方や感じ方は様々なれど、皆、フローレンスのビジョンに共感され参加されているのでしょう。
法務、人事、IT技術などは、どんなお手伝いができるのか分かりやすいですね。
では、僕みたいな勤め人は、特別なスキルがあるわけでもなく、何ができるのでしょうか?
実は、ボランティアをしてみて分かったことがあります。僕は行政機関に勤めています。役所は、この間、組織運営の効率化を追求してきていて「事務処理を効率化する」といったところでの経験がとても役立っているのです。
僕が就職した頃は、「役人はつぶしがきかないよ」なんて先輩から言われ、役所やめたら使い物にならなくて就職先もないなんて話をよく聞かされました。もう30年近く前のことですけど。
しかし、そんなことはなくて、事務屋としての経験は十分にNPOの運営に役立つスキルとなっていました。特別な資格や技術を持つ訳ではない勤め人でも、十分貢献できるのです。
社会でご活躍されている皆さんの経験は、とても貴重なものです。ボランティアとして力を出し合うことが、若い人を成長させ、効率的な組織運営を可能にし、NPOの組織力を向上させ飛躍へとつながるものと考えます。
高き志をもった人や団体がご近所にもいるのではないでしょうか?
その方々は、皆さんからの力添えを待っていると思います。
あなたも、是非一歩を踏み出して、社会の変革にその貴重な経験を生かして下さい。
ボランティアをする中で、僕は日ごろ気をつけていることをがあります。
それは「経験を語る」のではなく「経験を生かす」こと。
同じ土俵に立って、一緒に思考錯誤したり汗をかいたりすることが大切です。
職場だけでなく、地域との接点を持つことは、きっと豊な人生につながることと思います。
2007年02月21日
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